住宅の資産価値を維持するために

住宅を維持し、家族の安全を守るのは、実は大変な努力が必要です。もし、日頃のメンテナンスが手薄になって、外壁の防水性能が下がったり、サッシがホコリやゴミの侵入によって劣化したりすれば、長い目で見ればむしろ費用がかかることになりますし、そこで暮らしている家族の快適さだけでなく、その安全も脅かされる事態になりかねません。そこで、日々の暮らしの中で、我が家の耐久性を維持、もしくは向上させ、より長持ちする家にしていくためのちょっとした工夫の数々が必要になってくるのです。
住宅は、どのようなものであれ、外からの風雨などが内部に侵入すると、その劣化は著しく加速することになります。ですから、いかにして外からの攻撃を防ぐかが大切です。そのために、10年おき程度の外壁の塗装、屋根の塗り替えは欠かせません。日頃からは、特に窓のサッシに注意しましょう。ここにゴミやホコリがたまりすぎないように、定期的に掃除しましょう。内装をきれいに保つことは、住宅の資産価値を維持する上で大切ですが、特にフローリングは、できれば半年おきくらいにワックスのかけかえを行いたいものです。壁紙は、長く使用するとどうしても黄ばみや汚れが気になります。こまめにチェックして、薄めの台所洗剤などで拭くようにしましょう。
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